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2011年9月

2011年9月27日 (火)

おばあとおじいに学ぶこと

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去年のことになりますが、田んぼが済んだ時分に、近森のおばちゃんが石垣をついていました。もうまもなく80歳になろうと言うおばちゃんが、20kgからの重さがある大きな石を河原や土場から拾って来ては、自分の田んぼまで持ってきて、ついてます。


え~、おばあのやることじゃないよにゃー!びっくり!


H田「おばちゃーん、元気やねー、すごいねー、えろうないー?」

おばちゃん「んー、ほうでもないぜー。まあ、息子らが怪我するにえいかげんやめいって言うけんど。おばちゃんらぁ、昔からこんなことばっかりしゆうがやき、どうちゅうこたない」


H田からすれば、石運ぶだけでもやっと、積むにもやっと、田んぼまで持ってくにもやっとという作業のことにも、相槌を打つくらいの軽さで答えるおばちゃん。相変わらず飄々としてて、超かっこいい。

H田だったら、「もうまじ無理。超えらい」とか何とか言って、労働の大変さを吹聴することでしょう。ジュースおごってもらうのを期待しながらネ!!



近森のおばちゃんの何が好きかって、人の世話をするにも、自分が仕事するにも、あんまり理由つけないところです。常に自分が好きでこうしてるというスタンスで、それ以外の弁解がない。

こんなに頑張ったのに、こんだけしてあげたのに…という、自他に借りを作らない姿勢。これぞ、男は黙ってサッポロビール!!


ただ、その半年後、軽トラでこけて、体を傷めてしまい、不自由この上なかったことが、ものすごーくうらめしそうでした。健康第一!のしゃかりきボディが自慢だったのに、ガンガン働けないことが相当、悔しかったようです。


まあ…70余年もいきてりゃ、そんなこともあるよ。2●歳のH田が言えた義理じゃないけど。

近森のおばちゃんに限らず、オーバー60くらいから、ホントに元気なおじい、おばあが多いです。


やっぱり息子に心配されてるけど、波が高い日でも船を出す87の船頭のおんちゃん。
「来年生きちょったら、また南瓜植えたい」とやる気を見せて92でぽっくりいった、芳川のおんちゃん。
傾斜40度くらいあるんじゃね?みたいな栗林をチェーンソーで草刈りする76の章ちゃん。

すごいよなあ。



グランマ・モーゼスっていう、農業で生計を立て75歳にして画家になったおばあちゃんは

「わたしの生涯というのは、一生懸命に働いた一日のようなものでした」

と自伝の最後に書いているそうです。



私もこう言って死ねたらいいなあ。
ちょっとまだ言えねえなあ。


よし、(ぼちぼち)頑張るぞ!






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2011年9月24日 (土)

沈下橋の眺め

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西土佐にある沈下橋が、落下してます。あちゃー。もうだいぶ前のことですが(今回の台風よりずっと以前)、沈下橋、渡れないと困りますよね。

四万十川は全長192kmという長い川です。橋はなんぼあってもいいくらいですが、対岸は田んぼや山や人家があるので、そんなたくさんは架けられないし、そこらのものでホイホイ造ったら増水した時流されるし、第一まず予算がないです。

沈下橋はその名の通り、川の下へ沈むための橋です。

H田は沈下橋が「沈むための橋」と聞いた時、「な、なんてモチベーションの低い橋!!橋のくせに!!」と大いに訝しく思ったものです。
橋が沈むなんて、あり得ない!


が、四万十川の増水を目のあたりにすると、よっぽど高いところに架けないと、もしくはよっぽど堅牢でないと意味がないことが良く分かりました。山間の雨水が全部四万十川へ集中すると、ホント迫力あります。もう慣れましたけど。


流されるくらいなら、いっそ下に沈んでた方がいいんじゃね?


みたいな、昔の人の知恵で、沈下橋は誕生したのです…。
(ほんとかよ?)

もちろん増水したら、渡れなくなります。



京都の上津屋橋みたいに、流れを受け流す造りの橋と基本は同じようです。上津屋橋は歩行者のみの通行ですけど、うちんくの沈下は現役で車両がバンバン通りますからね。すごいぞ沈下橋!

でも老朽化が進んでるから、あんまり通らない方がいいかもしれません…。

昔々の構造物なので、沈下はここまできれいに落ちたら、おそらく復旧されますまい。



時代とともに流されていく沈下橋… 

ちょっと切ない秋の空。

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2011年9月18日 (日)

もうすぐ冬眠

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サツマイモの蔓返しをしていたら、ガマガエルが座ってました。

「おう!」と思わず声を上げても、カエル、知らん顔。つついても、持ち上げても、のそーっとしています。これだけでっかいカエルは、もう小学生の時に発見して以来です。

地元のS玉も、当時は雑木林なんかがまだありましたから、冬眠中のカエルを木の窪みから引っ張り出しては戻したり、また引っ張り出したり、してたなあ…。

そんな思い出を運ぶ、幸せのガマガエル。子猫くらいありました。


ちなみに、これだけ大きいと、カエルが本来持つべき跳躍力を失います。飛ば(べ)ずに、もさーっとしてるので、「おまん…カエルのくせに、ひとっちゃあ跳びゃあせんにゃあ…」と、突っ込んでいました。

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2011年9月16日 (金)

ONBOROでGO!

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ふるさと回帰支援センターならびに四万十Potは、あんまりお金がない組織です。章ちゃんが酒が入ると、「おまんらあ、ちいと旅行にでも行かんか!」と小突いてきます。
章ちゃんはどっかの組合の旅行にちょくちょく出かけており、この間は青森、その前は沖縄に行って来てました。

そうね、農協でも、団体旅行とかしてるもんね。農家のみんなで、どっかで懇親会みたいに遊びに行けたらいいね。



だが理想と現実は違う!!

農業で稼げるようになるには、まだまだ努力が足りんみたいです。旅行の金はおろか、H田、実家(S玉県)に帰る金すらありません。

まあそれは冗談(?)にしても、恒常的にキャッシュがないのは事実。
このぼんやりしたブログも、もうちっとビジネスライクに仕上げた方がいいだろうか…。

…いや、やめとこう。



ハード面で一番お金がいるのは、やっぱり機械です。

H田が興奮してやまないユニックとか、ユンボとか、トラクターとか、大型の機械類は何かと維持費がかかります。それに、何せ圃場があちらこちらに点在してるので、一気に収穫するとなると、軽トラなんかも2、3台は要るわけです。

うちの親分(写真左奥)は、機械に強いので、中古のぼろをどこからか持ってきては、車でも農業機械でも、自分で直しては一時使えるようにします。

なので、所有する車と機械たちはすべて中古のボロです。中古の段階でかなり年季が入ってるので、そこからさらに使いこむと哀愁すら漂い、時間がたつとあまりのボロさに愛着すら湧いてきます。

ボロなら、新品を買うより安くていいじゃないの、と思われることでしょうが、ボロを大事に長く使うという発想が、そもそもありません。

前述の親分は、機械を直すのが得意なくせに、「なんじゃこんなもん」とか言いながら、せっかく直した機械を雑に使っては壊し、また直してはまた壊します。

頭がいいはずなのに、「この人ちょっと馬鹿なんじゃないか」と疑うこともしばしば。

結局またボロを買ってくる羽目に。この間も運搬機を買いに行かされ、2トン車に積んで帰ってきました…。このボロの悪循環を断ち切らないと…!!

でも新品を買ったって、一緒なんだろうなあ。

今日はイセキの畝上げ機に三菱の刃を付けてます。




YOU、メーカー違うよ!!

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2011年9月 7日 (水)

鮎祭りに際して

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先日は鮎祭りでした。

大正の河原で椎茸のたたき(サニーマートで人気です☆)や焼きトウモロコシを販売してきました。

写真は、四万十の鮎を捕る、伝統の火振り漁!

実際いまでも行われております。7時ころ川沿いを車で走ると、川面に火がぶんぶん揺れてます。寝静まった鮎をびっくりさせるため、夜半に火を振って、仕掛けておいた網にひっかけるのです。


買ったらそら高いのでしょうが、H田、この貴重な鮎をもらってばっかです。「兄弟が鮎釣るんだけど…なかなか食べきらないの~」とか言って、おすそ分けしてもらってます。
天然の地鮎が食べられるって、ホントいい環境だな~。

もちろん量産して売るほどないので、趣味で捕ったり、自分くで食べるためのものを頂いたりしてるだけなので、H田からさらに皆様へおすそ分けするほどは、ございません。悪しからず!!

皆様はどのくらいの天然に出会えてますか?


H田がもらう鮎の中には、養殖された稚魚を放流して大きくなった鮎もおりましょうが、天然のものにも、少なからず出会えております。

海のハマチ、山のみょうが、川のエビなどなど、H田のまわりには、天然素材は結構身近にいっぱいあります。そして、みんな大体食べるだけしかとりません。

最近の食事情を思っても、この環境(天然のものがあること、必要なものしかとらない風土)が、心から恵まれている事を痛感します。


なんか鮎祭りから話が逸れちゃいましたが、地のものを食べるって、いいことですよね。四万十産品の消費拡大を目指しつつ、地元も大事にしていきたいなあ~とつらつら思ったH田でした。





いのちの食べかた
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↑オススメ!

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