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2011年12月

2011年12月30日 (金)

年の瀬に

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年の瀬なので、机まわりをがさがさ掃除しております。普段から掃除すればいいのに、だだくさ(ものぐさ)なので、まとめてやりがちです。この方が、時間かかるのに・・・。

終わった伝票は綴じて、散らばった小銭は封筒に入れて、溜まった紙は、メモ用紙に切って・・・。

そうしていると、9か月前のナバナ出荷の際の、確認FAXが出てきました。



日付は、3月11日。



この時期、欠品は許されないナバナの納品を、都内の契約会社へ向けて行っている真っ際中でした。

午後4時ころ、職場の人に家族から電話がありました。

「なんか、地震で津波警報がでゆうと。海におりゃせんかえって、家族が心配して電話かけてきちょったけんど・・・」

えー、こんないい天気の日に、地震が?

5時に仕事を終えたので、雑用を済ませて、6時ころ、インターネットでニュースを見ます。

目に飛び込んできた、仙台空港が津波にのまれる写真。

あんぐり口を開けて、モニターに見入りました。

天変地異じゃないか。今、どうなってるんだ。



関東の家族、東北にいる親戚に安否確認の電話をしますが、ひとつも通じません。

メールを送ると、何時間もたって届き、何時間もかかって返信が来ました。

あらゆる交通に制限が出て、運送会社はぴたりと止まって動きませんでした。

でも約束のナバナは、何としても納めないといけません。

2トン車で積めるだけのナバナを積んで都内へ走ったのは、確かそのすぐあとだと思います。





日々の忙しさにかまけて、この時の焦りを忘れていた自分を情けなく思いました。

日本は、本当に焦燥と不安に駆られた時期を過ごしたと思います。



東北の3月の水の冷たさは、今の厳寒の四万十町のそれと同じくらいでしょうか。

時間がたっても癒えない、当事者にしか分からない苦しみを「ガンバロー!」と励ましても空虚なのは、やはり9か月たった今でも同じことだと思います。

共感はできないけど、本当に共有するしかないと、過去の1枚のFAXから感じました。


皆様、よいお年を。








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